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平成27年2月8日静岡新聞:記事全文

見出し 服従や模擬捜索に挑戦 災害救助犬の審査会 菊川
日付 2015.2.8
新聞名 静岡(朝)
29
連載・コーナー
ジャンル 社会
記事全文 NPO法人災害救助犬静岡(植田茂喜理事長)は7日、菊川市内で災害救助犬の認定審査会を開いた。県内から16人と、シェパードやレトリバーなど20頭が参加し、服従や模擬捜索に挑戦した。参加者は難易度が異なるA、B、Cの3種類から受験科目を選んだ。B級では20個の木箱が並ぶグラウンドで、人が隠れている箱を5分以内に探し当てる試験を実施。最高難度のA級の受験者は山岳遭難を想定した模擬捜索に取り組んだ。8日にはA級のみを対象に牧之原市で審査会を開く。同団体には現在災害救助犬26頭が登録され、週1回合同で訓練に取り組んでいる。東日本大震災や昨年8月に広島県で発生した土砂災害では被災者の救助に貢献した。植田理事長は「非常時に一人でも多くの人を助け出せるよう訓練を重ねたい」と話した。