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平成27年3月13日静岡新聞:記事全文

見出し 妊娠から出産まで命の大切さを学ぶ 菊川岳洋中で保健講演会
日付 2015.3.13
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー 遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市立岳洋中で12日、3年生を対象にした思春期保健講演会が行われた。市立総合病院助産師の鈴木しげ子さんと堀内絵理さんが講師を担当。144人の生徒に、妊娠から出産までの様子を通じて命の大切さを伝えた。鈴木さんらは、赤ちゃんが周りからも支えられながら、自らの力で誕生すると説明。今は将来への準備の期間として体を大切にし、「皆さんが待ち望まれて生まれたように、次は皆さんが『生まれてきてありがとう』という気持ちで新しい命を迎えられるようにしてほしい」と訴えた。生徒たちは妊娠3、5、6、9カ月の胎児や新生児の人形を抱っこしたり、10カ月の妊婦を体験できるエプロンを着用するなどしたりした。生徒代表であいさつした沢島ほのかさんは「初めて知ることもあり、とても勉強になった。学んだことをこれからもしっかり生かしたい」と述べた。講演会は市内の養護教諭と同病院、市が連携して本年度初めて企画し、これまで西中と東中でも開催された。