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平成27年7月8日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川水系 事故防止へ利用状況確認 合同巡視 効果的啓発考える
日付 2015.7.8
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 国土交通省浜松河川国道事務所は7日、県や掛川市、菊川市の関係機関とともに菊川水系の合同巡視を実施した。約20人が参加し、水難事故防止に向けて利用状況を確認。効果的な啓発方法についても意見を交わした。河口の両岸や6月に事故のあった国安橋の下流、菊川文化会館アエルに近い親水護岸整備箇所など五つのポイントを回った。このうち河口左岸では、同事務所の職員が「消波ブロックの上で釣りをする人が多い」と説明。危険性を周知する看板を、どこへ設置すべきか全員で考えた。同事務所河川管理課の神本崇課長は「下流では潮の満ち引きで浅くなったり、深くなったりを繰り返す。注意をしてもらえるよう、要所に看板を立てるなどの対策をとっていきたい」と話した。参加機関は近く、水難事故防止協議会も設立し、注意喚起・啓発に重点を置いた活動を連携して進めていく。