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平成28年12月10日静岡新聞:記事全文

見出し タブレット活用 授業公開 データ使い方紹介―菊川・岳洋中で研究発表会
日付 2016.12.10
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー
ジャンル 地域西
記事全文 菊川市がICT(情報通信技術)研究指定校としている同市下平川の岳洋中でこのほど、研究発表会と公開授業が行われた。市内外の教育関係者約170人がタブレット端末などを利用した授業を見学した。国語や数学、体育など8科目の授業が公開された。英語は「菊川市の紹介ポスター作り」がテーマ。生徒は端末上で英文と写真を組み合わせたポスターを製作した。データを教師や他の生徒に送信してアドバイスをもらったり、保存して次の授業に生かしたりできることなどが紹介された。同校は105台の生徒用タブレット端末や校内無線LANを導入している。研究発表会では、同校研修主任の曽根崇文さん(30)がICT活用のメリットを「生徒に考えるきっかけを与えることができる。勉強に苦手意識がある生徒も参加しやすい授業をつくれる」と解説。その上で、「端末が手元にあると遊んでしまうなどの課題もある。ルールづくりが必要」と指摘した。