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平成29年6月21日静岡新聞:記事全文

見出し 浜岡原発「停止」55.1% 4年連続 過半数 前年度比2ポイント増―菊川市民アンケート
日付 2017.6.21
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は20日、2017年度市民アンケートの調査結果を発表した。中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の今後については「停止しておいた方がよい」が55・1%(前年度比2ポイント増)だった。4年連続で過半数を上回った。4月、無作為に抽出した20歳以上の市民2千人を対象に行った。962通(48・1%)の回答が寄せられた。浜岡原発に関するほかの回答では、「安全が確認できれば稼働した方がよい」が2・1ポイント減の22・8%。「どちらともいえない」が0・5ポイント減の16・4%、「わからない」は0・5ポイント減の3・5%だった。太田順一市長は同日の定例記者会見で「市民の原発への関心は高く、再稼働には慎重な意見が多い」との見解を示した。知事選について「浜岡原発について、両候補とももう少し踏み込んだコメントをしてほしい。県民にも主張が分かりづらいのでは」と指摘した。アンケートではこのほかに、「菊川市は住みやすいまちだと感じているか」との質問で、過去最高の60・4%(1・3ポイント増)が「住みやすい・どちらかといえば住みやすい」と回答した。