文字のサイズ

小 中 大

記事全文

平成29年7月15日静岡新聞:記事全文

見出し 流しそうめん「楽しい」―外国人児童ら 菊川で交流
日付 2017.7.15
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市下平川のひらかわ会館で14日、多文化交流イベントが開かれ、外国人児童・生徒の就学支援施設「虹の架け橋菊川小笠教室」に通う33人が流しそうめんとスイカ割りを体験した。市青少年健全育成市民会議平川支部が、外国人児童に地域に溶け込んでもらおうと毎年開催している。支部のメンバーが竹を組み、冷水と一緒にそうめんと果物を流した。夏の日差しの下、子どもたちは「冷たい」「取れない」などと歓声を上げながら楽しんだ。 昨年家族でブラジルから移住したランディン賢三君(13)は「流しそうめんは初めて。流れが速くて難しいけれど楽しい」と話した。同教室は小中学校への編入を希望する外国人児童・生徒に対し、日本語や生活習慣を半年程度教育する。ブラジル、中国、フィリピンの子どもが中心で、在籍数はこの数年、増加傾向にある。