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平成29年8月1日静岡新聞:記事全文

見出し 牛淵川決壊で対応訓練 菊川、掛川市職員ら連携―浜松河川国道事務所
日付 2017.8.1
新聞名 静岡(朝)
21
連載・コーナー 広域ワイド
ジャンル 地域 西
記事全文 浜松河川国道事務所は31日、豪雨による河川堤防の決壊に対処する緊急対策訓練を浜松市中区の同事務所で実施した。同事務所や菊川市、掛川市の職員、建設業協会、県建設コンサルタンツ協会の関係者ら約70人が事前防災行動計画(タイムライン)に基づく対応や官民の連携を確認した。 訓練は、豪雨で菊川市嶺田地区付近の牛淵川が増水して堤防が決壊し、掛川市の千浜地区を含む約250ヘクタールの区域の200世帯に浸水被害などが出ることを想定。同事務所職員は警報や氾濫危険情報の発表などを担う広報班、排水ポンプ車や衛星通信車といった特殊車両の手配などを行う排水班、現地対応や復旧工事などを検討する復旧班、3班を統括する支部室に分かれて対応した。各市役所や建設業との情報伝達体制もチェックした。 訓練を終え、参加者からは「各班の情報共有が不十分」「事前に現地の状況を把握しておく必要がある」などの意見が出た。