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平成29年8月9日静岡新聞:記事全文

見出し 障害者差別解消へ 相談事例を共有―菊川の協議会
日付 2017.8.9
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市障害者差別解消支援地域協議会の第1回会合が8日、同市のプラザけやきで開かれた。市は2016年に障害者差別解消法が施行されたことを受けて17年4月、同協議会を設置。行政や商工会関係者など9人が委員を務め、障害者も利用しやすいサービスや環境を実現するため情報交換する。市によると他の障害者支援組織と兼務せず、独立した組織として同様の協議会を設置したのは県内で初。会合では、事務局が市に寄せられた障害を理由にした差別に関する相談事例を紹介した。各委員が相談事例を把握した際は事務局に情報提供し、必要があれば助言を行うことを確認した。会長の大石芳正・市健康福祉部長は「各団体で職員が障害者差別解消法を理解できるように取り組んでほしい。これからも委員間で横のつながりを持とう」と呼び掛けた。