文字のサイズ

小 中 大

記事全文

平成29年9月29日静岡新聞:記事全文

見出し 認知症対策 市長に提言 人材確保急務と指摘―菊川市議会政策討論会
日付 2017.9.29
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市議会政策討論会は28日、高齢者の認知症対策をテーマにした政策提言を行った。市議の内田隆議長、水野貞幸座長、倉部光世副座長が市役所を訪れ、太田順一市長に提言書を手渡した。提言は、認知症対策に(1)サポート体制の充実(2)予防対策としてデータベース化の推進(3)地域に根ざした条例制定-を求めた。介護福祉士などの人材確保が急務と指摘。65歳以上の市民を対象に認知症チェックリストなどの調査を行い、関係機関で情報共有できるシステムを提案した。条例制定では、認知症予防の推進と認知症の人が暮らしやすいまちづくりのために市民や各機関の役割を定めるべきとした。3~9月に、幹事会と市議17人による全体会を計11回開いて意見をまとめた。太田市長は「貴重な提言を実行、検討できるようにする。担当者にもきちんと伝えていく」と話した。市は市議会12月定例会で検討結果を報告する。