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平成29年11月2日静岡新聞:記事全文

見出し 牧之原台地開墾 演劇に 菊川市長にPR―劇団静岡県史 来年2月公演
日付 2017.11.2
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 静岡市を拠点に活動する「劇団静岡県史」(松尾交子さん主宰)は来年2月25日、演劇「静岡幕末伝~侍たちの茶摘み唄~」を菊川市の菊川文化会館アエルで公開する。松尾さんらが1日、市役所を訪れて太田順一市長に公演をPRした。演劇は明治維新直後、牧之原台地の開墾に取り組んだ旧幕臣の姿を描く。開墾には初代県知事関口隆吉も関わり、現代の茶どころにつながる大事業を成し遂げた。同劇団の俳優15人のほか、一般の菊川市民の有志も出演する。3日には、公演に向けた事前勉強会の一環として、県舞台芸術センターの俳優奥野晃士さんが関口隆吉の生涯をテーマにした朗読劇を同市の赤レンガ倉庫で行う。午後2時からと午後7時からの全2回。入場料は2200円。奥野さんは「関口さんの功績や生涯を伝える。ぜひ多くの人に興味を持ってもらいたい」と話した。