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平成30年2月8日静岡新聞:記事全文

見出し 森町の小中校で提供―小笠高・大石さん考案の給食
日付 2018.2.8
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 県中遠農林事務所の「高校生による和の給食コンテスト」の最優秀賞に輝いた県立小笠高(菊川市)農業科学系列3年の大石木綿生さんのメニューが5日、森町内の小中学校などで提供された。大石さんが考案したのは「小魚たっぷりカルシウム給食」。町立宮園小では、コマツナとシラスのゴマ炒めや、サクラエビ入りの「さくら炊き込みご飯」など本県産の食材がふんだんに取り入れられた料理を児童約300人が味わった。大石さんは「海の幸も山の幸も豊富なのが静岡の魅力。子供たちには不足しがちなカルシウムをたくさんとってもらいたかった」と振り返った。障害者も気軽に立ち寄れるカフェを開店するのが目標という。県内の各農林事務所では同様に高校生が小学校の給食メニューを考案するコンテストを実施していて、中遠農林事務所には97点の応募があった。大石さんのメニューは日を改めて森町内の全小中学校と公立幼稚園で提供される予定という。