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平成30年12月7日静岡新聞:記事全文

見出し 駅北整備 実質負担4割 13億6000万円程度―菊川市試算
日付 2018.12.7
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 太田順一菊川市長は6日の菊川市議会12月定例会の一般質問で、JR菊川駅北整備構想の財政負担に関し、事業費を周辺駅の事例と同等の31億円程度とした場合、合併特例債の活用などで市の実質負担額は約4割の13億6千万円程度になるという試算を示した。横山隆一氏(共産党市議団)の質問に答えた。同構想は菊川駅の橋上駅舎化と南北自由通路の設置を目指す計画。太田市長は起債額の7割を実質的に国が負担する合併特例債を有効活用する考えを示した。その上で、市の実質負担額の内訳は一般財源の約1億7800万円、基金からの繰入金約7億1200万円、市債償還額の約4億6900万円と試算した。大型事業による今後の財政運営を懸念する横山氏の質問に対して、太田市長は「市全体の事業を組む中で数値が悪化しないよう努力していく」と述べた。一般質問には小林博文(市民ネット)、西下敦基(同)、鈴木直博(みどり21)、宮城力弘(同)、赤堀博(同)、水野貞幸(同)の各氏も登壇した。