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平成31年1月13日静岡新聞:記事全文

見出し 本格2人芝居 高校生挑戦 菊川できょう公演―榛原高 原口さん 小笠高 松島さん
日付 2019.1.13
新聞名 静岡(朝)
18
連載・コーナー 浜松 遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 榛原高演劇部2年の原口裕成さんと小笠高演劇部1年の松島里香さんが、13日に菊川市の菊川赤レンガ倉庫で2人演劇「ぐーたらLady」を公演する。菊川出身の漫画家小山ゆうさんの同名短編を基にした、約40分の本格舞台。演技力で作品の魅力を伝えようと猛練習を重ねている。浜松市の演出家松尾交子さんらが手掛ける高校演劇プロジェクトの一環。俳優志望でSPAC県民劇団「静岡県史」でも活動する2人が、自分たちの力だけでハイレベルな舞台を作り上げようと挑戦した。脚本は浜松市の作家狐野トシノリさんの書き下ろし。元芸能人の女性教師とファンだった男子中学生が、意外な素顔を見せ合いながら成長していく物語。2人は膨大なせりふを暗記した上、舞台装置や道具を使わず芝居だけで世界観を表現するため、冬休みをすべて練習に費やしてきたという。2人は「自分たちのイメージがお客さんに伝わるとうれしい」と本番を心待ちにする。公演は午後1時半と4時半の2回。入場料は大人1000円、学生500円。当日券もある。