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平成31年2月6日静岡新聞:記事全文

見出し 奈良間大己◆日本学生野球協会優秀選手表彰を受けた
日付 2019.2.6
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー この人
ジャンル 地域 西
記事全文 常葉大菊川高野球部の主将として昨夏の甲子園で16強入り。静岡大会は1番、遊撃手で打率8割1分8厘を記録。甲子園初戦の益田東(島根)戦では、バックスクリーンへ豪快な本塁打を放った。高校日本代表としてU-18(18歳以下)アジア選手権に出場。18歳。 -受賞の感想は。 「100回記念の甲子園に出場し、表彰されてうれしい。チームメートに感謝したい。賞に恥じない人間性、選手にならなくては」 -3年間を振り返ると。 「昨春の県大会で東海大翔洋に完封負けし、チームがまとまらない時期は苦しかった。どこよりもミーティングし、それまで以上に自分が先頭を走ろうと姿勢で示した。あの負けがなかったら甲子園はなかった」-東都大学リーグの立正大に進学を決めたのは。 「レベルの高い東都で勝負したいと思っていた。足を使った攻撃などは菊川とスタイルが似ている」-将来の夢は。 「4年後は走攻守そろったプロで活躍できる内野手になっていたい。(部活動引退後は)速球に対応できるスイングスピードと、守備範囲を広げるための肩の強化に取り組んできた。大学生との力の差は実感している。最初は声出しなどで持ち味を出していく」◇入寮の際、持参するのは洗濯に使うバケツ。大学でも人一倍、ユニホームを汚す覚悟だ。