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令和1年5月11日静岡新聞:記事全文

見出し 掛川市と菊川市 東海村を訪問へ 21、22安全協定調査調査
日付 2019.5.11
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー
ジャンル 社会
記事全文 松井三郎掛川市長は10日の定例記者会見で、茨城県東海村の東海第2原発周辺6市村が日本原子力発電と結んだ新安全協定について調べるため、21~22日に菊川市と合同で現地調査をすると明らかにした。 掛川、菊川両市の危機管理課長ら5人が立地自治体の東海村や周辺自治体の常陸太田市、日本原電を訪れ、協定締結に至った背景や地域の実情を聞き取る。特に、締結まで5年にわたって重ねられた協議の様子や問題点を探る。松井市長は浜岡原発地元4市が中部電力や県と結んでいる安全協定について「地元同意もうたわれているとの見方や、再稼働への同意は含まれていないとの見方など、いろいろな解釈がある。今の協定が100%とは思えない」と述べ、協定の見直しや国による新たなルールづくりが必要との見解を示した。