記事全文
令和1年6月2日静岡新聞:記事全文
見出し | 泥の感触楽しみ 棚田に苗植える―菊川、540人参加 |
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日付 | 2019.6.2 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 18 |
連載・コーナー | 浜松・遠州 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川市倉沢の棚田「千框(せんがまち)」の復元に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部は1日、田植えイベントを同棚田で開いた。オーナー登録者や学生ボランティアら約540人が参加し、地元農家と一緒に田植えを楽しんだ。復元された約3・5ヘクタールの棚田に県が開発したもち米種「葵美人」の苗を植えた。参加者ははだしで水田に入り、泥の感触に歓声を上げながら作業に取り組んだ。豊かな自然が残る千框にはイモリやカエルなどが多数生息していて、泥だらけになって小動物を追いかける子どもたちの姿も目立った。浜松市中区から初めて訪れた小学1年加茂惇裕君は「水が深くて感触が気持ちいい。虫を捕まえるのも楽しかった」と話した。同棚田は県の棚田等十選の一つ。秋には収穫イベントを開く。 |