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令和2年1月22日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川市主要事業 冊子に 学校・保育施設、道路・・・21項目 合併15年 推移紹介
日付 2020.1.22
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市はこのほど、市町合併から15年間の主要事業をまとめた冊子「菊川市15年のまちづくり」を発行した。新市まちづくり計画に掲載されていたハード事業の実施状況や、各種財政指標の推移を紹介していて、合併が環境整備や財政健全化に一定の成果をもたらしたことが読み取れる。ハードは学校・保育施設、道路、公民館など21項目の約100事業について概要と進捗(しんちょく)、事業費を掲載した。教育子育て関連施設が目立ち将来への投資に注力した点がうかがえる。道路は掛川浜岡線、朝日線アンダーパスなど主要路線の状況や整備効果を列挙した。総事業費の最大は昭和から続く駅南土地区画整理の158億円だった。 財政は将来負担比率が148%から15%へ、実質公債費比率が19%から10%へと改善傾向をたどった。計画に掲載されたものの未完了の事業もある。太田順一市長は「引き続き選択と集中による、計画的な事業の推進に努める」とした。内容は近く市ホームページでも公表する。