記事全文｜令和2年10月～12月｜菊川市　新聞記事

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見出し	茶草場農法を千框棚田で体験　大臣賞受賞報告も　菊川
日付	2020.11.29
新聞名	静岡(朝)
面	18
連載・コーナー	中東遠
ジャンル	地域　西
記事全文	本年度の農林水産祭むらづくり部門で農林水産大臣賞を受賞したＮＰＯ法人せんがまち棚田倶楽部は２８日、世界農業遺産「静岡の茶草場農法」体験会を菊川市倉沢の千框（せんがまち）棚田で開いた。参加者約４０人が棚田周辺の茶草場に生えているススキやカヤの葉で作られたカヤネズミの巣を探したり、菜の花の種まきを楽しんだりした。棚田女性部はイノシシの肉を使った料理を振る舞った。体験会の最後には山本哲理事長が大臣賞受賞を報告した。同法人は今月県外で行われた農林水産祭の表彰式にオンラインで出席したため、県中遠農林事務所の大橋孝文農業振興部長が賞状を届けに千框を訪れた。山本理事長は「受賞できうれしい。棚田を次世代につないでいきたい」と語った。