毛糸の手袋を買ってやろうと思った母狐は、子狐の片手を人の手にかえ、町へ送り出しました。新美南吉がその生涯をかけて追求したテーマを黒井健が絵本化。
1913〜43年。愛知県生まれ。童話作家。児童文学者。著書に「ごんぎつね」「花をうかべて」ほか。