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平成27年2月2日静岡新聞:記事全文

見出し 福求め 豆まきにぎわう 12年に1度の本尊開帳 菊川・虚空蔵山福蔵院
日付 2015.2.2
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市高橋の虚空蔵山福蔵院で1日、市の無形文化財に指定されている節分祭が営まれた。明治時代の初めから続くとされる伝統の行事。今年は12年に1度の本尊「虚空蔵菩薩(ぼさつ)」のご開帳も併せて行われた。地元の年男と年女、世話人らが山頂のお堂で祈とうを受け、赤鬼と青鬼を先頭にしながら、列を組んで石段をゆっくりと下りた。下山後は境内の広場で豆まきがあり、子どもからお年寄りまで大勢の住民が詰め掛けた。石段の下には本尊と御手糸(ごていと)でつながったご開帳を示す白い布が掲げられ、訪れた人たちが次々に触れて家内安全や無病息災の願いを込めた。