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平成27年2月13日静岡新聞:記事全文

見出し 市債抑えた堅実型 菊川市新年度予算案 一般会計170億円
日付 2015.2.13
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は12日、2015年度当初予算案を発表した。一般会計は14年度当初比3・3%(5億8900万円)減の170億7300万円。歳入に占める市債の割合を過去最低の7・6%に抑え、財政健全化に重点を置いた堅実型の編成とした。同日開会の市議会2月定例会に提出した。特別会計は7・8%増の99億400万円、病院と水道の両事業を合わせた企業会計は1・5%増の80億9千万円。歳入の柱となる市税は0・05%増の68億3500万円で、国の税制改正や14年度の収入状況を参考にして個人市民税を1・1%増の22億9400万円、法人市民税を4%減の4億8千万円と見込んだ。市債は22・6%(3億7900万円)減の13億円。14年度から継続している同報無線デジタル化整備の事業量の減少により、防災対策事業債の発行を抑制した。財源不足を補うための臨時財政対策債は22%減の7億7千万円となった。目的別歳出では教育費が11・7%減の18億5500万円。公立小中学校の無線LAN環境の整備やタブレット端末の配備といった新規事業を盛り込んだ一方、六郷小プールの新築工事、河城小の敷地拡張などの大型事業完了で減額となった。総務費は小笠支所の中央公民館への移転費用を計上したため5・6%増の21億500万円になった。