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平成27年2月26日静岡新聞:記事全文

見出し 基本構想と実行計画の2層 2次総合計画を構成 菊川市方針
日付 2015.2.26
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー 遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は24日夜、市役所で第2次市総合計画審議会を開き、まちづくりのビジョンを定めた基本構想と、ビジョンを実現するための政策を示す実行計画の2層で総合計画を構成する方針を示した。2017年度からの施行を目指し庁内で策定が進む第2次総合計画では、人口減少などの課題に対応するために26年度までの市政運営の指針を決める。具体的な施策を示す実行計画では、4年間で取り組む重点事業と3年ごとに内容を見直す基本事業の2種類を掲げる。計画に市民の意見を反映するため、市内の学生や企業を対象にした意識調査を実施する。また、市民と意見交換をするワークショップも開く。審議会では委員を務める県内の有識者ら15人が出席し「これまでの総合計画は予定通り運用できたのか」などと意見を出し合った後、計画の策定方針を承認した。今後は市が定期的に策定作業の進行状況を審議会に報告する。太田順一市長は「10、20年後の菊川をつくるため、委員の方々の知恵を貸していただきたい」と話した。