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平成27年10月24日静岡新聞:記事全文

見出し 長八展きょう開幕 菊川の常葉美術館
日付 2015.10.24
新聞名 静岡(朝)
24
連載・コーナー 県内総合
ジャンル 県内総合
記事全文 松崎町出身の漆喰鏝絵(しっくいこてえ)の名工、入江長八(1815~89年)の作品展示「伊豆の長八 幕末・明治の空前絶後の鏝絵師」(常葉美術館、静岡新聞社・静岡放送など主催)が24日から、菊川市半済の同美術館で始まる。23日には作品の搬入作業が行われた。漆喰鏝絵は鏝と呼ばれる工具で漆喰を塗った壁に絵や模様を浮かび上がらせる技法。左官職人として鏝の技術を磨いた長八が江戸で絵画を学び、芸術として完成させた。展示は長八の功績を知ってもらおうと松崎町などが展開する「伊豆の長八生誕200年祭」の一環。会場では幕末から明治期に長八が手掛けた、景勝地や歴史上の人物を題材にした作品など約80点を紹介する。11月23日まで。開場時間は午前9時半~午後5時。木曜日は休館。