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菊川市本所の菊川文化会館アエルで15日に開かれる音楽デュオ「ダ・カーポ」のコンサートで、ダ・カーポと市内の5合唱団が合同で旧菊川町のイメージソング「いつも菊川」を披露する。2005年の合併以来、公の場で歌われる機会が少なくなった曲の復活に、合唱団の練習にも力が入る。「いつも菊川」は同町が1989年に菊川駅開業100年などを記念して県内で募集した「菊川みんなの歌」の入選作品で、地元の魅力を伝える歌詞が特徴。コンサートに出演する合唱団の提案で歌うことが決まった。作曲した服部恭昌さん(45)=同市=は「これを機会に菊川の子どもたちに歌い継がれるようになってほしい」と期待を寄せる。出演する団体の一つ、アエル講座合唱団のメンバー17人は本番に向け毎週練習に励んでいる。石川真弓代表は「めったにない機会。ステージでの一体感を楽しみたい」と意気込んだ。公演は2部構成。1部はダ・カーポが代表曲の「野に咲く花のように」などを披露する。2部の合同ステージは約100人が「いつも菊川」のほか、「茶摘み」や「富士山」といった地元になじみのある曲を歌う。開演は午後3時。入場料は一般1800円、高校生以下千円。問い合わせはアエル<電0537(37)3232>へ。 |