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平成27年11月14日静岡新聞:記事全文

見出し 洪水時の対応確認 掛川市、菊川市トップセミナー
日付 2015.11.14
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 国土交通省浜松河川国道事務所(加藤史訓所長)は12日、菊川流域の菊川市と掛川市の市長と、洪水時の対応について意見を交わすトップセミナーを菊川市役所で開いた。同事務所の担当者が、首長が避難指示を出すタイミングや範囲を適切に判断するための支援策を説明した。セミナーでは加藤所長と富田直樹副所長が水害対応チェックリストの作成、河川の氾濫状況を伝える情報提供の充実化、市や同事務所による洪水リスクの高い場所の共同点検などの施策を両市長に提案した。太田順一菊川市長は「水害対応のため国として河川改修を今まで以上に進めてほしい」と要望した。9月の関東・東北豪雨で堤防が決壊した茨城県の鬼怒川周辺を8日に視察した松井三郎掛川市長は「被害の大きさをあらためて感じた。菊川で同じことが起こらないよう整備が必要」と強調した。セミナーは関東・東北豪雨を受け、同省が全国の直轄河川流域の自治体で実施している。