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平成29年1月7日静岡新聞:記事全文

見出し 憲法9条改正で質問状 候補予定者の回答公開―菊川市長 市議選
日付 2017.1.7
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市憲法9条の会(山本治樹代表)は6日、菊川市長選、市議選(15日告示、22日投開票)の立候補予定者計26人に送った憲法9条改正に関する質問状の回答を公開した。質問状は12月に各立候補予定者へ送られ、23人から回答を得た。3択から選ぶ形式で、「A、現在、将来にわたって改正すべきではない」が17人、「B、改正を検討すべき」は4人だった。2人は選択肢を記入しなかった。市長選に立候補を表明している現職太田順一氏(66)はAを選択し「現在の日本があるのは日本国憲法のもとで平和国家として歩んだ成果。現時点では改正の必要はない」とコメントした。菊川市議小笠原宏昌氏(52)はBを選び、「国民の議論と理解が必要。その上で国際情勢の変化などを踏まえ、自国を守るために必要な改正は検討すべき」とした。山本代表は「多くの地元代表者が護憲の考えを持ってくれているのはありがたい」と話した。