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旧菊川町長を経て、旧小笠町と合併後の初代菊川市長に就いた。以来3期12年で力を注いだ防災対策や子育て支援、コミュニティーの協議会設立などを通じ、新市の土台が固まったと自負する。市政運営の自己評価は「90点」。菊川署周辺の区画整理事業の完了や合併時に210億円あった負債を26億円減らし、実質公債費比率も約8%軽減させたことに手応えを得る。一方で旧両町の一体性向上を課題として、道路整備や文化交流の機会創出に意欲を示す。政治家として「市民の声を聞くこと」が信条。「1、2期目は新しい市の目指す姿について市民の意見に耳を傾けた。3期目はその中から政策として実行した」と振り返る。2017年度から市の第2次総合計画が始まるのを踏まえ、「これまでやってきた下準備の成果がここから出る。思いの詰まった計画。ぜひ自分の手で実現の筋道を立てたい」と市政継続を訴える。 座右の銘は「継続は力なり」。スポーツジム通いや早朝の散歩で体力づくりに励む。歩きながら事業の進み具合をチェックして回るのも日課。映画技師の経験があり、映画観賞が趣味。交流のある長野県小谷村へ年1、2回はスキー旅行へ出掛ける。妻と2人暮らし。 |