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平成29年1月28日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川の課題・解決策 提案 子育て、起業で指摘―高校生がまちづくりプレゼン
日付 2017.1.28
新聞名 静岡(朝)
23
連載・コーナー 広域ワイド
ジャンル 地域 西
記事全文 「第1回菊川市高校生まちづくりプレゼンテーション大会」が26日、同市のプラザけやきで開かれた。常葉菊川高と県立小笠高の生徒が地域の課題や解決策を、太田順一市長ら関係者に提案した。 常葉菊川高美術・デザイン科のグループは市の魅力を発信するために自分たちで作ったリーフレットを披露。同校普通科文理コースのグループは「菊川の子育て・教育」をテーマに、市民を対象に行ったアンケート調査の結果などを紹介した。小笠高の横山耀祐さん(3年)は起業しやすい環境整備を求め、具体的なアイデアとして「空き家を活用したスタートアップカフェの設置」を挙げた。同校の栗田楓さん(同)は若者がまちづくりに参画する必要性を指摘し、同年代に向けて「菊川への思いを持ってほしい」と訴えた。太田市長はそれぞれの発表を高く評価した上で、「今日がスタート。皆さんのアイデアをどのように生かすかしっかり考えていく。連携して実現させましょう」と呼び掛けた。 市は地域活性化と人材育成を目的に昨年2~3月、両校とフレンドシップ協定を締結。職員が学校へ出向いたり、フィールドワークを開催したりして生徒たちと共に地域の将来を考えてきた。大会は1年間の取り組みの集大成として企画した。