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平成29年3月3日静岡新聞:記事全文

見出し 夢へ決意 胸に一歩 野球部3年生 卒業―夏の甲子園出場 常葉菊川高
日付 2017.3.3
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 昨夏の全国高校野球選手権(甲子園)に出場した常葉菊川高野球部の3年31人が2日、菊川市の同校で卒業式に臨み、それぞれの夢に向かって一歩を踏み出した。高校通算48本塁打を記録した強打者、栗原健外野手は東都大学野球の亜細亜大に進み、4年後のプロ入りを目指す。既に2月14日から2週間の鹿児島キャンプに参加し、3試合に先発出場。初安打で左中間に三塁打を放ち、パワーとスピードをアピールした。「菊川の仲間に負けられない。初球からフルスイングのスタイルを貫き、リーグ戦に出て首位打者を目指す」と栗原選手。同じく亜細亜大に進む前主将の赤井啓輔内野手も「3年間は人生の財産。菊川の仲間と神宮で再会する」と誓った。東京六大学野球の法政大に進む落合竜杜投手は「入学当初はエースとして甲子園で投げるなんて想像していなかった。感謝しかない」と振り返った。「大学1年目は、けがをしない体づくりと1試合でも多く投げられるようにする」と、静かに闘志を燃やした。