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平成29年3月8日静岡新聞:記事全文

見出し デマンド型タクシー菊川市が導入を検討
日付 2017.3.8
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の太田順一市長は7日の市議会2月定例会で、新たな公共交通の手法としてデマンド型タクシーの導入を検討する方針を明らかにした。西下敦基氏(市民ネット)の一般質問に答えた。 同市では路線バスが運行していない地域を中心に市内7コースを走るコミュニティーバスを運行しているが、バス停までの移動距離や所要時間などが原因で乗車数は減少傾向にある。デマンド型タクシーは個人の予約に応じて運行するため、利用者のニーズに合わせやすく運行に無駄がない。一方で、バスより高額のため利用者と市の負担が増加するなどの課題もある。市はコミュニティーバス運行制度についても、2017年度中に利用者アンケートを実施して市民ニーズを把握する。太田市長は「費用対効果も踏まえて新たな手法の可能性を検討し、今後の公共交通の方向性を決めていきたい」と述べた。一般質問には、宮城力弘(みどり21)、鈴木直博(同)、横山隆一(共産党市議団)、小林博文(市民ネット)、織部光男(同)の5氏も登壇した。