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平成29年5月13日静岡新聞:記事全文

見出し 赤堀慎吾さん ◆菊川市副市長に就任した
日付 2017.5.13
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー この人
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市企画財政部長から4月1日付で就任した。1983年に旧小笠町役場に入り、合併後の菊川市役所でこどもみらい課長や財政課長などを歴任した。58歳。 -就任の抱負を。 「市役所出身者として、内部をきちんとまとめることが役割だと考えている。職員とはこれまで一緒に仕事をしてきた間柄。それぞれが力を発揮できるように、風通しの良い組織づくりに取り組みたい」-菊川の課題をどう受け止めているか。「人口減少対策をいかに進めていくか。日本全体で人口が減っていく中で、その影響は避けられない。教育や子育て支援を充実させて、企業誘致で働く場をつくる。子育て世代が定住できる環境の整備が必要」-菊川の魅力とは。「茶園や田畑など人が手入れをした美しい自然と街並みが調和している。市街地はコンパクトにまとまっていて、車を使えば近隣市の娯楽施設にも気軽に出掛けられる。住みやすさがなによりの魅力だと思う」-職員に伝えたいことは。「積極的な自己啓発を求めたい。今は国と地方が横並びの関係になり、市職員が行政サービスをつくる時代。自発性が求められる。しっかりと自己投資して能力を磨いてほしい」 ◇ 朝の時間を大切にしている。午前4時半には起きて読書などをして過ごす。 指導する深雪アートフラワー師範の松下とし子さん(同市仲島)は「さまざまな技術を使って楽しみながら作っている」と話した。