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平成29年8月2日静岡新聞:記事全文

見出し 新特産品へ「茶豆」PR―菊川の農家が試食販売会
日付 2017.8.2
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市と市内農家が特産化を進める「茶豆」の試食販売会が29、30の両日、同市の遠鉄ストア菊川店で開かれた。生産者が朝取りの豆を袋詰めして特別価格で販売したほか、塩ゆでを買い物客に振る舞い、自慢の味をアピールした。 枝豆の一種で、さやの毛がやや茶色いのが特徴。枝豆よりも甘みとうまみが強く、高級品として人気だが、収穫後に鮮度を保ちにくく栽培も難しいとされる。 3年前に市と農家有志が研究を始め、今年になってようやく栽培、流通の方法を確立。今季は生産者3人で都内や静岡市のデパート向けに約6千キロを供給する。試食した客には「とても甘い」「風味がいい」と好評。250グラム入り248円の特売品が次々に売れた。生産者の深川知久さん(38)は「地元での販売方法も考えていきたい。まずは味の良さを多くの人に知ってほしい」と話した。