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平成29年8月20日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川―茶の実相撲、牧之原市と対抗戦
日付 2017.8.20
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー まちトピ
ジャンル 地域 西
記事全文 茶の実を押しつけて割り合う遊び「茶の実相撲」の菊川市・牧之原市対抗戦が19日、菊川市の牧之原農村婦人の家で開かれた。両市の家族連れや茶生産者ら8人ずつが出場し、対戦しながら交流を深めた。両市にまたがる茶産地の牧之原台地では、茶の実相撲が昔から定番の遊び。菊川市茶業協会が楽しさをアピールしようと、初めて対抗戦を企画した。出場者は市ごとに整列し、それぞれ茶箱から直径1センチほどの乾燥した茶の実を取り出すと、対戦相手と向き合って、どちらかが割れるまで押しつけ合った。殻が割れる破裂音が響いて勝敗が決まると、勝者は実を高く掲げて喜びを表現した。出場した牧之原小4年の仲田愛未さんは「通学路で落ちている実を使い、よく友達と相撲をやる。殻が割れる音と感触が楽しい」と話した。