記事全文
平成29年9月8日静岡新聞：記事全文
| 見出し | 自動旋盤新製品 剛性を向上―スター精密、１０年ぶり一新 |
|---|---|
| 日付 | 2017.9.8 |
| 新聞名 | 静岡(朝) |
| 面 | 8 |
| 連載・コーナー | 経済しずおか |
| ジャンル | 経済 |
| 記事全文 | スター精密は７日、スイス型自動旋盤の新製品「ＳＲ－２０Ｊ２」の発表会を菊川市の同社菊川工場で開いた。発売は２０１８年５月。前身機種を１０年ぶりにフルモデルチェンジし、剛性や加工精度を高めた。 同シリーズは、自動車や医療機器などの幅広い部品加工ニーズに対応するベストセラー機。背面の加工力強化へ、専用刃物台に上下の動きの制御付き８軸型ユニットを搭載した。部品の長短に合わせて１台で加工できるよう、材料の振れ止め装置の役割を果たすガイドブッシュ仕様と、外した仕様の切り替えが可能になった。同社は「剛性と加工能力は前機より２割アップを目指している」とした。 昨年発表した機種「ＳＲ－３２Ｊ２」で初めて取り入れたモジュラー設計・生産方式の採用は２機種目で、開発製造期間の短縮につなげる。同社によると、市場は好調に推移していて、２機種で年間計７２０台を目標に、国内、欧米、アジアで販売する。国内の標準価格は、１０５０万円（税抜き）と９８０万円（同）。 |