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平成29年11月14日静岡新聞:記事全文

見出し 岳洋中ソフト 躍進誓う 7年ぶり県大会 経験糧に―菊川
日付 2017.11.14
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市立岳洋中のソフトボール部が小笠地区と県西部予選を勝ち抜きこのほど、県中学生新人ソフトボール大会に7年ぶりの出場を果たした。公式戦での勝利も2年ぶり。結果は1回戦で涙をのんだが、4月に就任した顧問の青嶋翔太教諭(27)を中心に、さらなる躍進に向けて練習を重ねている。部員は1年生5人と2年生5人で、クラブチームなどで小学生からの経験者はいない。経験者の多い強豪との差を埋めるため、青嶋教諭は「頭とハートを使う」をキーワードに掲げた。試合中に大切な相手の動きを読むことや弱気にならないことの大切さを伝えた。練習の意味を理解させることで効果アップを狙い、部員たちは指導に応えて部活動以外にも昼休みや自宅での自主練習に取り組んだ。学級でリーダーに立候補するなど、学校生活でも積極的になったという。冬季は部活動の時間が限られるが、筋力トレーニングを中心にした練習に力を入れる。県大会の反省点をそれぞれ考えて練習場に掲示。次回の5月の公式戦で雪辱を誓う。2年生の曽根小雪主将(13)は「チーム力を高め、部員が互いに刺激し合いたい。必ず県大会で勝利する」と力強く語った。