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平成30年1月11日静岡新聞:記事全文

見出し 映画感想文で全国入賞 高い評価「自身になた」堀之内小6年戸塚君―菊川
日付 2018.1.11
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 西部
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市立堀之内小6年の戸塚俊作君(12)がキネマ旬報社の「映画感想文コンクール2017」で特別賞「東映賞」を受賞した。9日にホームページで発表された受賞者に自身の名前を見つけ、「驚いた。夢みたい」と喜びを語った。 全国の小学生2013人が応募し、特別賞はグランプリ3点に次ぐ10点。県内入賞者は戸塚君のみだった。 大ファンだという俳優水谷豊が初監督を務めた映画「タップ・ザ・ラストショー」が題材。50人以上のダンサーが衝突し合いながらも最後に圧巻のダンスを見せるというストーリーに、自身のリレーでの体験を重ね、「全員が努力したから成果を出せた。何事も努力が大切だ」と記した。戸塚君はドラマや映画の水谷豊の姿に「個性的で迫力ある演技が格好いい」と憧れ、東京で行われた初監督映画の舞台あいさつにも駆け付けたという。作品への思い入れを込めて書いた感想文が高い評価を受け、「うれしいし自信になった。ほかの映画の感想文も書いてみたい」と話した。