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平成30年2月6日静岡新聞:記事全文

見出し 農繁期救う人材発掘へ 地元女性13人研修―菊川
日付 2018.2.6
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 県農業労働力確保戦略センターは5日、菊川市嶺田のJA遠州夢咲青果物流通センターで、農作業に関心のある人向けの体験研修会を開いた。農繁期にパート勤務で手伝える人材を発掘しようと初めて開催し、地元女性13人が参加した。生産現場で農繁期の人手不足が年々深刻化していることから、より多くの人に農業に触れてもらい、急な募集にも応じてもらえる人を確保していく狙い。参加者はトマトを6個ずつパック詰めしたり、イチゴを大きさで選別してトレーに並べたりする作業を体験した。掛川市の女性(70)は「農作業に興味があり、体験して自分にもできそうだと分かった」と話した。終了後のアンケートで、大多数の参加者が「仕事があれば働きたい」と回答した。同センターは今後も同様の研修会を重ね、生産者との橋渡しに取り組んでいく。