文字のサイズ

小 中 大

記事全文

平成30年2月7日静岡新聞:記事全文

見出し 適正規模沿った配置を 幼保施設で提言―菊川市審議会
日付 2018.2.7
新聞名 静岡(朝)
24
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市が策定中の幼保施設整備計画について、有識者でつくる策定審議会は6日、審議結果をまとめた提言書を市に提出した。「できる限り希望の幼保施設に入園できる」「質の高い教育保育が受けられる」などを基本に保育ニーズへの対応や適正集団規模に沿った施設配置を求めた。委員長の芳賀亜希子浜松学院大短大部教授らが市役所で太田順一市長に手渡した。市は提言を踏まえて年度内に計画を決定し、ホームページで公表する。計画は来年度から10年間の幼保施設整備の方針を定める。園児数の適正と最少の基準を設定し、基準を下回り続ける施設は再編を検討するなど集団規模の考え方を示した。幼稚園の定員割れと保育施設の定員超過に対応するため、幼稚園の認定こども園化や地域型保育事業の導入も推進するとした。運営法人の安定経営を重視する姿勢も盛り込んだ。 園児の減少が進む小笠地域の2幼稚園は、2019年度のこども園化で新しい基準に対応する。