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平成30年2月21日静岡新聞:記事全文

見出し 高校生目線の茶新商品 ワークショップで案次々 小笠高―菊川
日付 2018.2.21
新聞名 静岡(朝)
24
連載・コーナー 広域ワイド
ジャンル 地域 西
記事全文 掛川市の佐々木製茶はこのほど、菊川市の小笠高で茶をテーマにしたキャリア教育講座を開いた。1年生約50人を対象に、若手社員4人が地元主産業としての茶業の現状を説明し、若者目線で課題や活性化策を考えた。海外戦略や高度な成分分析など時代に対応するための工夫を紹介した後、高校生が買いたいと感じる商品を考えるワークショップを行い、班に分かれてアイデアを出し合った。「若者らしく柔らかい頭で考えて」という呼びかけに会議は盛り上がり、持ち運びやすいボトル入りの抹茶ポン菓子や、カラフルでデザインに凝ったキャンディーなど斬新な案が次々挙がった。 企画した原料調達・品質管理課の手塚光次マネジャーは「高校生の意見や発想はとても面白く、参考になる。このような機会を重ねて茶への関心を広げていきたい」と話した。