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平成30年3月11日静岡新聞:記事全文

見出し ハーブティ―売り上げ2.5倍 菊川ジュニアビレッジ
日付 2018.3.11
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 ハーブティーの生産販売に取り組む菊川市の小中学生プロジェクト「菊川ジュニアビレッジ」は10日、本年度事業報告会を市商工会館で開き、年間売り上げが前年度の2・5倍に当たる約150万円に上ったと発表した。インターネット通販や食品会社への営業活動で販路が広がり、「事業もメンバーも成長できた1年」とした。市内産紅茶に手作りハーブや甘味植物ステビアを合わせた「本気のハーブティー」が主力商品。発足2年目の本年度は通販を始めたほか、東京での販売会や茶葉の卸売りなど売り上げ拡大に努めた。都内の食品会社に営業をかけ、50万円の大口取引にも成功した。経費を除いた利益は約6万円だった。販売戦略はメンバー16人が会議を重ねて練ってきた。営業の佐々木遥菜さん(菊川東中1年)は「売り上げは増えたがぎりぎりの黒字。来年度は利益を増やしたい」と意欲を燃やし、社長の落合奏楽さん(同2年)は「メンバー全員が互いの個性を認め、協力できたことが結果につながった」と振り返った。