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平成30年3月22日静岡新聞:記事全文

見出し 抹茶栽培・加工 静岡で勉強会―来月4日
日付 2018.3.22
新聞名 静岡(夕)
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連載・コーナー 茶況
ジャンル 社会
記事全文 製茶問屋の小柳津清一商店(静岡市駿河区)は4月4日午後1時半から、抹茶の栽培・加工方法などをテーマにした勉強会を同社で開く。各種茶品評会の碾茶(てんちゃ)部門で農林水産大臣賞受賞経験を持つ愛知県豊田市の生産者石川哲雄さんが、受賞の経緯や栽培方法を紹介する。島田市で抹茶の製造を手掛ける碾茶加工工場の生産者は、工場を立ち上げた経緯や経営の方向性を説明する。参加無料。問い合わせは小柳津清一商店<電054(259)6775>へ。 ◇……………………◇菊川市はこのほど、市役所1階ロビーに世界農業遺産「茶草場農法」のPRブースを開設した。環境負荷が小さく良質な茶を栽培できる農法の概要を、パネルで紹介している。 2年前にロビーに設置した無料給茶機は、使用する茶葉を茶草場農法実践者の製品に入れ替えた。現在は一番茶だけで作る鈴木製茶(同市丹野)の粉末茶を使っていて、濃く深い味わいを楽しめる。同社の鈴木直之さんは「茶草場農法で丁寧に造る畑は肥えていて生葉の元気が良い。一番茶ならではの甘みや香りもあり、安全安心でおいしい菊川の茶を多くの人に知ってほしい」とアピールする。