記事全文
平成30年4月11日静岡新聞:記事全文
見出し | 「漢字上手に」「歴史勉強」外国人児童ら意気込み 日本語教室で授業開始―菊川 |
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日付 | 2018.4.11 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 20 |
連載・コーナー | 中東遠 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川市などに暮らす外国人児童・生徒の就学支援を行う日本語教室「虹の架け橋菊川小笠教室」は10日、新しく児童ら25人を迎え、本年度初めての授業を行った。児童らは公立の小中学校転入へ向け、学校のルールや日本語を身に付けていく。 児童らは日本語と算数の学力テストを行い、成績や学年に応じて3クラスに分かれた。「お願いします」と元気に日本語であいさつした後、緊張した面持ちで授業に臨んだ。小学校低学年のクラスでは席に集中して座る訓練として塗り絵に取り組んだ。テストの成績に応じて分かれた高学年の2クラスでは、自分の名前をカタカナやひらがなで書いたり、足し算や引き算などの計算問題を解いたりした。ブラジル出身の谷出ユミさん(10)=菊川市=は「漢字を上手に書けるようになりたい」と意気込んだ。同じくブラジル出身の佐藤ジュリアさん(12)=掛川市=は「日本の歴史を勉強したい」と語った。 |