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平成30年4月12日静岡新聞:記事全文

見出し 水防拠点連携整備へ―菊川市と浜松河川事務所
日付 2018.4.12
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 国土交通省浜松河川国道事務所と菊川市は同市下内田の菊川・上小笠川合流部付近に「河川防災ステーション」を整備することを決め、11日に同市役所で連携整備に関する覚書に調印した。式典は同省中部地方整備局の塚原浩一局長や太田順一市長、同事務所の尾藤文人所長らが出席し、それぞれ書面を取り交わした。約7千平方メートルのグラウンドと水防センター、倉庫、ヘリポートなどを整備する。水防センターは緊急時に消防団員らが活動拠点とし、倉庫には堤防決壊時に用いる資機材などを備蓄する。平常時は地域住民の交流に活用する。2020年の完成を目指す。太田市長は「防災や川に親しみを持てる防災学習の拠点としても市民に活用してもらいたい」と語り、塚原局長は「普段から市民の皆さんに使ってもらってこそ災害時に効果を発揮する」と述べた。