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平成30年5月24日静岡新聞:記事全文

見出し ヤマキ鈴木製茶 最優秀 出品41キロ、小中4校に寄付―菊川で小笠一番茶品評会
日付 2018.5.24
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 小笠茶加工部会は21日、荒茶立入品評会を菊川市の小笠東地区コミュニティセンターで開いた。小笠地域の生産者から今期の一番茶41点の出品があり、最優秀にヤマキ鈴木製茶が選ばれた。静岡茶市場やJA関係者、茶商らが採点した。審査長を務めた県中遠農林事務所の成島光昭班長は「ミル芽が多く味が良い。難しい栽培条件の中、全体的にそろった良品ばかりだった」と講評した。同部会の赤堀直樹さんは「相場の厳しい一番茶だったが、長年のブランド化の取り組みで小笠茶はワンランク上の評価を得ている。今後もブランド価値を守り、良い茶を作っていきたい」と話した。 出品された茶は計41キロで、同日小笠地区の小中学校4校に給食飲用茶として全量寄付した。寄付を受けた岳洋中3年の橋本美月さんは「感謝しながら飲みます」と礼を述べた。優秀以下の入賞者は次の通り。 ▽優秀 宮城徹也、丸伍赤堀園、片山製茶工場▽優等 黒田尚志、長谷川園、名波芳弘、植田昌孝▽優良 赤堀製茶工場、赤土原茶農協、丸正渡辺製茶工場、森利郎、黒田一成