記事全文
平成30年5月27日静岡新聞:記事全文
見出し | 菊川でまど・みちお展開幕 遅咲きの詩人 歩み紹介 |
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日付 | 2018.5.27 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 23 |
連載・コーナー | 県内総合 |
ジャンル | 県内総合 |
記事全文 | 詩人まど・みちおさんの生涯をたどる企画展「まど・みちおのうちゅう」(常葉美術館、静岡新聞社・静岡放送主催)が26日、菊川市半済の同館で開幕した。7月1日まで。4年前に104歳で亡くなったまどさんの原稿や愛用品、あまり知られていない抽象画など貴重な資料約260点を公開。非定型自由詩の境地を切り開いていくまでの歩みを詳しく紹介した。「ぞうさん」など童謡の名作で知られるまどさんは、雑誌編集者を経て50歳で独立した遅咲きの詩人。多感な青年期を戦時中の台湾で過ごし、当時から家族や故郷への思いを込めた詩を記していた。会場には若き日の作品や日記も多数並んでいて、後年の名作が生まれた背景をうかがい知ることができる。入場料は700円、高校生以下は無料。問い合わせは同館<電0537(35)0775>へ。 |