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平成30年6月21日静岡新聞:記事全文

見出し 「原発停止継続」50%割る 18歳以上対象に調査―菊川市
日付 2018.6.21
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の太田順一市長は20日の定例記者会見で、4月に実施した2018年度市民アンケートの浜岡原発に関する項目で「停止しておいた方がよい」とする回答が47・8%と、14年度の調査開始以降初めて50%を割ったことを明らかにした。「浜岡原発の今後についてどう思うか」との質問に対し、「停止しておいた方がよい」とする回答は17年度まで55%前後で推移してきたが、18年度は17年度と比べて7・3ポイント下がった。一方、「安全が確認できれば稼働した方がよい」とする回答の割合は25・9%と、17年度に比べ3・1ポイント上昇する結果となった。太田市長は「半数近くが停止との考えのため、これまで通り市民の理解が得られない限り再稼働は認めない。調査結果はこれから分析していく」などと述べた。市の担当者は「分析結果の公表については他の項目も含めて検討していく」と付け加えた。 調査は本年度から、対象年齢を従来の「20歳以上」から「18歳以上」に変更した。無作為抽出した市民2千人に調査用紙を郵送し、956通(47・8%)の回答を得た。