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平成31年4月24日静岡新聞:記事全文

見出し ニュースに一言=菊川茶初摘み―お茶の魅力伝え 新たな担い手に
日付 2019.4.24
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー ニュースに一言
ジャンル 社会
記事全文 菊川市のハウス茶園で4月上旬、市内で今年初めての茶摘みが行われた。菊川茶手揉保存会会員ら約20人がハウス内で促成栽培された若緑色の茶葉約4キロを手摘みして、荒茶に仕上げた。一部を残して茶祖栄西禅師供養祭で献茶した。石谷春菜さん(JA遠州夢咲職員、23歳)=掛川市=子どもの頃から毎日、お茶を飲んで育ちました。「菊川で初摘み」のニュースを見て今年も新茶シーズンが始まると実感し、気合いが入りました。昨年春に大学を卒業し、地元に貢献しようとJA職員になりました。春になると一帯は、お茶の香りともえぎ色に輝く茶園が広がります。この光景を見ると、茶どころなんだと改めて実感します。広報担当として取材する中では、茶農家の皆さんから話を聞く度、お茶づくりに対する熱い思いが伝わってきます。地域の子どもや若い人たちに、さらにお茶を好きになってもらうためには、茶農家の皆さんの熱い思いやお茶の魅力をさまざまな角度から伝えていくことが重要だと思います。そして、将来的に新たな茶業の担い手にもなってもらえたらうれしいです。今期もJA職員として茶業の盛り上げに力を尽くしていきます。