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令和1年8月17日静岡新聞:記事全文

見出し この人=高木大門 陸上100メートルで初めての全国出場を決めた
日付 2019.8.17
新聞名 静岡(朝)
18
連載・コーナー この人
ジャンル 地域 西
記事全文 6月にエコパで開かれた県中学選抜陸上の男子100メートルで自己ベストの11秒18を記録し、全国標準記録を突破。8月21日から大阪市で開かれる全国大会出場の切符を手にした。菊川西中3年、陸上部部長。15歳。―陸上を始めたのは。「幼い頃から、結果が分かりやすい徒競走が好きだった。母の勧めで小学3年生から陸上クラブに通い始めた。自分の成長が分かりやすいことも面白い」 ―中学に入ってからは。「自分が1年生の時に先輩が全国大会出場を決めて、自分も全国に憧れた。小学生までは楽しくやっていたけど、その時から結果を意識するようになった。それでも他の同級生に負けていて、悔しかった。家の前で走り込んで2年生になって初めて県大会に出た」―県大会を振り返って。「全国大会に出場するため、全国標準記録(11秒20)を絶対に切ってやると意気込んで臨んだ。当日の朝も調子が良かった。電光掲示板に11秒18が表示された時は本当にうれしかった。2年半が報われたと思った」―今後の意気込みを。「全国大会で10秒台の記録を出して自己ベストの更新を目指す。高校に向けて弾みになるような記録を残したい。決勝まで残って、全力で楽しんでくる」