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令和2年2月15日静岡新聞:記事全文

見出し 荒茶共販事業を拡充へ 生産技術向上 確認 菊川で県農協集会
日付 2020.2.15
新聞名 静岡(朝)
7
連載・コーナー 経済しずおか
ジャンル 経済
記事全文 2020年の新茶シーズンに向けて、JA静岡経済連と県茶業会議所は14日、県農協茶業者集会を菊川市で開き、荒茶共販事業の拡充や生産・経営技術の向上などに一丸となって取り組むことを確認した。 県内の茶業者ら約600人が出席し、「茶生産者所得の向上に向けて、日本一静岡茶ブランドの発展を目指そう」としたスローガンを採択した。経済連の芹沢秋雄経営管理委員会長は近年の相場低迷について、需給のミスマッチを指摘し「情勢の変化を的確に捉え、スピード感を持って対応していく必要がある」と強調。県お茶振興課の小林栄人課長は、産学官などが連携して静岡茶の新たな価値創造を目指す県の事業「チャ オープンイノベーション(ChaOI=チャオイ)プロジェクト」を、近く始動することを説明した。茶業功労者や県茶品評会の上位入賞者の表彰も行った。茶業功労者は次の通り。川口高行(沼津市)井出秀男(富士市)鈴木執持(富士宮市)長田隆行(静岡市清水区)マルウチ茶農業協同組合(同市葵区)大石進(島田市)桜井新治(牧之原市)戸田宗孝(掛川市)二俣勲生(菊川市)杉地域茶生産組合(浜松市天竜区)