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令和2年1月22日静岡新聞:記事全文

見出し はりきり人生=自宅で花プレゼント 平松克己(菊川市)地元住民の笑顔 やりがい
日付 2020.1.22
新聞名 静岡(夕)
5
連載・コーナー はっきり人生
ジャンル
記事全文 「花いっぱいの町になるように」と、菊川市の自宅で育てたアジサイやケイオウザクラを地域住民らに配っている。地元だけでなく、県内各地からも花をもらいに多くの人が自宅を訪れる。78歳。自身が営むクリーニング店や工場を閉鎖した5年ほど前から、自宅で育てていたアジサイの鉢植えを少しずつ増やし、庭に並べた。希望者には鉢植えのプレゼントも始めた。 昨年は150鉢以上のアジサイを育てて配った。水やりだけで2時間ほどかかる日もあるが「花をもらっていく人の笑顔を見ることがやりがい」と語る。 モットーは「何でも挑戦すること」。近年はアジサイだけでなくケイオウザクラの鉢植えも作り始めた。昨年秋にはケイオウザクラやフジバカマを小中学校に届けた。「若さの秘けつは動くこと。体力が続く限り活動を続けたい」と意気込む。